田舎暮らしと本と映画。

邦画と本と美味しいもののこと。旅と神社と美しいものが好き。

生きていたいと思うから「自殺」を読んだ

書評欄で末井昭さんのことを知りました。

 

末井さんは岡山で生まれ育ち、

子供の頃にお母さまを亡くされているのだけど、

それが隣の家の年下の男性とダイナマイトで心中した

という衝撃的なお話で、映画化もされています。

 

「素敵なダイナマイトスキャンダル」

 映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』予告編 - YouTube

 

お母さまの話も含めて末井さんの本を読んでみたいな、

と思って手に取った本が「自殺」。

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自殺 [ 末井昭 ]
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本の内容は、

末井さんのお母様の心中のお話と、

末井さん自身の今日までの自伝的なお話と、

末井さんと同じく親族が自死を選択した人のお話、

自死を統計データ的や医療的な目で見たお話、

死にたかったけど死ねなかった人のお話、

病気、宗教、人間関係、あらゆる生きづらさと死、

そして自死界の定番「青木ヶ原樹海」現場等、

 

自死について多方面から濃く、

真剣だけど重すぎず、

重すぎないけど茶化していたりはしない、

優しい語り口で書かれた本です。

 

この本を読んでいると、

自死を選択する人は

繊細で緻密に物事を考えている、

やさしくて真面目で責任感が強い人、

そしてスイッチが入ってしまうと、

その情熱を、花火のように的確に目標のタイミングで点火させてしまえる人、

なのだと思う。

 

いいかげんな人にはとても精神的にも物理的にも実行しえないことで、

末井さんも書いておられるけど、

しにたいと思う人が次々としんでしまうと、

この世がいいかげんで鈍感な人だらけになってしまう。

 

まだ生の世界しか知らないけど、

昔から、漠然と生と死の境は

遮光カーテン一枚くらいかもしれないと感じてる。

 

だから「その日」が神様に決められてしまったら、

きっとあっけなく私たちはこの世から退場する。

 

だから命があるうちは、

自分ができる範囲で頑張りすぎずに楽しみながら生きていればいいのかな。

 

それで自分に余裕があるときは、自分の得意なことや好きなことで、

誰かのためになることもできたらいいかなと思って生きている。

 

人間はもっといいかげんに、ゆるゆると生きればいいのだと改めて思った。

 

自分の心と体の声を聞いて、

好きなものを選択して、嫌なものには嫌だと言っていい。

身体と心が重たくなる環境からは逃げていいし、みっともなくていい。

そして互いのみっともなさを許しあえばいい。

 

大事にすればいいのは「今」と「自分」だけで、

過去の後悔(トラウマ)、未来への不安、他人との比較、の3つが、

大抵のストレスの原因になるということがわかる。

 

誰でも「今」と「自分」だけ大事にすればいいんだとわかれば、

他人の至らなさにも腹は立たないし、期待もしないし、

逆に感謝の気持ちはより生まれてくる。

 

生きることへのハードルが低くなって、

もっと力を抜いていいかげんに生きればいいんだ、と心が軽くなる本でした。

 

 

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