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綾辻行人 「十角館の殺人」(ネタバレなし)

久しぶりに推理小説が読みたいと思ったのです。

 

普段読んでいる、

連続ドラマとか映画とかで実写化される感じのじゃなくて、

金田一(孫の方)的なベタな感じのもの。

 

ネットで検索してみると、多くの方がこの作品をおすすめされています。

 

 

「最期の一行に驚愕!」とか、

「まずはこれを読まないと」とか、

「これからこれを読む人がうらやましい」などなど、

そそられる感想が多数寄せられていて、早速入手。

 

人がいる町と連絡する(移動する)手段を断たれた孤島で、

大学の推理小説サークルのメンバーが一人一人殺害されていくもの。

 

おおー!ベタでいいですね。

以下ネタバレしないように紹介します。

 

(あらすじ)

大分県のK**大学推理小説研究会の会員である江南の元に怪文書が届いた。

「お前たちが殺した千織は私の娘だった」

差出人の名前は中村青司。

 

中村千織は推理小説研究会の会員であったが、新年会の席で死亡した。

身体が弱く、アルコールを控えなければいけなかった彼女に

無理やり会員たちが酒をすすめたことが原因であった。

 

その秘密は会員のみ知ることで千織は病死として処理されていた。

そのことを知った彼女の父親が会員たちへ脅迫文を送りつけてきたのだろうか。

 

しかし中村青司は既に死亡していた。

変わり者であった彼は大分県の離島である「角島」に十角形の館を建て、

妻と使用人だけで暮らしていたが、千織の死後、

全員が十角館にて使用人の庭師の男に殺害されていたのだった。

 

好奇心旺盛な江南は、中村青司の弟で教師である紅次郎の連絡先を調べ、

早速訪問する。

そこで紅次郎の友人である変わり者の男・島田と知り合いになり、

怪文書の謎を解き明かすことにする。

 

江南はさらなる協力者を求め、

友人であり同じく研究会のメンバーである守須の元へ向かった。

 

その頃、研究会の他のメンバーは十角館にいた。

青司たちの死後、人手に渡った十角館にツテができたメンバーたちは、

不可思議な殺人事件が起きたその場所を、春休みの合宿場所に選んでいたのだった。

 

参加メンバーは男性5名、女性2名の計7名。

合宿2日目の朝、ホールのテーブルに用意されていた殺人予告のプレート。

そしてその予告通り、一人一人、容赦なく殺害されていく・・・。

 

金田一(孫の方)とか、コナンみたいな感じで、

読んでいてとても楽しい。

 

 

自分がもう擦れてしまっているので、問題の一行を読んだときは、

「えええーーー!!」じゃなくて、

「はー、そう来たか~。(にやにや)」

という感じだったけど、やっぱり楽しい。

オチを知らずに読んだ方が楽しいですよ。

 

「実写化不可能」というレビューの意味がよくわかりました。

でもその後この作品について検索すると、

「香取慎吾さんで実写化」という記事が出てきて

ときめいたけれどデマみたいで残念・・・。

 

読み終えた今、

何とか実写化できる手段はないかと想像しているのだけど(笑)

 

島田を主人公にして、(それこそ香取慎吾さんはハマると思う)

島田の謎解きをメインに進めて、江南と守須をパートナーにして、

大分県中を飛び回って関係者に事情を聞き、

 

十角館パートの方は、

メンバーがお互い探偵の名前で呼び合っているので、

(アガサとかエラリィとか)

ついでにコスプレとかして過ごしてもらったらどうかしら。

 

今回の読書が楽しかったので、

いつもの読書の合間にこういう「ザ・推理小説」みたいなものを

入れていこうと思いました。

   
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