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東野圭吾 「人魚の眠る家」(ネタバレあり)

ブックレビュー「人魚の眠る家」

ネタバレありです。

 

 

 

(ネタバレなしのあらすじ)

障がい者支援機器を開発する会社の経営者の和昌は、

長女の瑞穂の小学校受験が終われば、妻の薫子と離婚することになっていた。

 

受験準備を進めていたある日、瑞穂がプールで溺れたと連絡が入る。

瑞穂の心臓は動いているが、脳が機能している気配はないという。

病院からは臓器提供の意思があるかを問われるが・・・。

 

以下ネタバレあります。

いつも東野さんの作品を読むときは勝手に脳内で実写化して、

映画なのかドラマなのかも勝手に決めて、

俳優さんも勝手に決めて、今回もそんな風に読んでいました。

 

二代目社長で愛人も持ち、妻との離婚を控えた和昌は長谷川博己さんで。

娘を生かし続け、自社の技術を使いあやつり人形のように動かすことで、

人間として踏み込んではならない領域に踏み込んだ罪悪感を感じながらも

妻を説得することができない。

 

個人的に大泉洋さんのダークなキャラクターを見たいので、

和昌は大泉さんもいいなあと思っていた。

 

妻の薫子。

意識の戻らない娘の介護にのめりこみ、やがて狂気の域へ。

登場する男性登場人物が次々と薫子に夢中になってしまうので、

吉瀬美智子さんで読んでいました。

 

和昌の部下で優秀な研究者で、誠実に瑞穂の介護に関わり、

いつしか薫子に思いを寄せるようになる星野は岡田将生さんで。

 

瑞穂の通う特別支援学級の教師の新章先生。

私はなんだかこの方が突然瑞穂を殺してしまうのではないかと

勝手にハラハラしていたので、

冷静にふるまいつつ

突然激しい行動に出るエネルギーがありそうな(褒めています)

鈴木砂羽さんで読んでいました。

 

薫子の主治医でありながら薫子に思いを寄せる榎田先生は、

堤真一さんとか。

 

重いテーマで、もし自分が薫子の立場だったらと思いをめぐらせつつ

先が気になってしょうがなくて一気に読んでしまいました。

秋の夜長にふさわしい読みごたえ。

 

ラストは綺麗な終わり方だったので、心静かに読み終えた。

2時間の映画におさめることはできないと思うので、

実写化されるなら連続ドラマでじっくり見たい。

 

 
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