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中村勘九郎 中村七之助 「国宝松江城 特別歌舞伎公演」

中村勘九郎さん中村七之助さん兄弟出演、

「国宝松江城 特別歌舞伎公演」なるイベントに行ってきました。

 

中村兄弟が地元で見られるだなんて!

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まだ梅雨が明けていないので天気が心配だったけど、

当日はくもり。よかった!

 

地元民的には一体松江城のどの辺りに舞台が設置されるのだろう?

と思っていたのですが、大手門から入ってすぐのところでした。

奥の芝生とかじゃなくて、ほんと手前のところ。

 

席は前後左右との隙間がなくてぎゅうぎゅう。

お隣の方のふくらんだ袖のシャツのふくらみ部分が二の腕に触れてくるくらい。

段差はないので前の人の頭で舞台は見づらい。

野外会場だからどうしても鑑賞に適した環境は作りにくいよねえ。

ちゃんと快適な環境で鑑賞したければ、

やっぱり歌舞伎座に行かなければだなあ、と学習する。

 

(開演)

「一調一管」

太鼓と笛で、神様をお迎えする。

創造~平穏~飛翔

 

「俄獅子」

吉原の年中行事や仁和賀の模様を組合わせた舞踏。

 

シネマ歌舞伎「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」を見て以来、

中村鶴松さんをナマで見たくって。

(一般家庭から中村屋の役者さんへ。故・中村勘三郎さんから「三人目の倅」と呼ばれた若手人気役者さんです。)

 

初めての生鶴松さん!

芸者姿の美しいこと、色っぽいこと、可愛らしいこと。

 

他の若手歌舞伎俳優さんみたいに一般の現代劇には出られないのかなあ、

すごく人気が出ると思うのだけど。

 

(休憩15分)

この頃には空が青紫色になって、

歌舞伎の舞台と、松江城の松と石垣と、空が一体になって本当に美しい。

時折飛ぶトンビの姿もまるで絵のように見える。

 

「阿国歌舞伎」

舞踏。

出雲大社の巫女であった阿国の「かぶき踊り」が京都で大評判となった。

帰ってくる阿国を歓迎する出雲の村人たち。

 

始まりは村人たちによる、

「いや~この松江のお城が国の宝になって」

「出雲大社の巫女だった阿国のかぶき踊りが大評判で」

などのご当地せりふの応酬。

うんうん、こういうの田舎の人は大好きです(笑)

 

そして、出雲阿国(中村七之助)登場。

ザーーーーッと会場の空気が一変する。

 

それまでだってもちろん楽しんでいたのだけど、

会場の「興奮」のステージを、

いきなりランクアップさせてしまう七之助さんすごい。

美しい~~~。ほう・・・。

 

お姿、所作、舞ももちろんだけど、声が魅力的。

「・・・・わいなあ~・・・。」

せりふが終わっても声色が耳に絡みつくようで、ぞくぞくする。

 

名古屋山三(中村勘九郎)も登場。

お兄ちゃーーん!(完全ミーハーモード)

 

中村兄弟の絡みは息が合ってて、官能的で、どきどきします。

こんなことを書くのは野暮だけど、

兄弟であることも男性同士であることも忘れてしまうくらい、

男女のそれに見える。

 

ふー!いいもの見せていただきました。

美しい・・・・。

 

楽しい時間はあっという間・・・。

今回は舞踏が中心だったので普通の歌舞伎も見たい!

中村屋さん次回は是非一般の公演もお願いいたします。

 

 


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