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田舎暮らしと本と映画。

邦画と本のレビュー。旅と神社と美しいものが好き。

初めての落語~立川談春独演会2016

立川談春さんの独演会に行ってきました。

 

数年前から歌舞伎などの伝統芸能を生で見るようになり、

「次は落語だな」と思いながら、よいタイミングをはかっていたら、

立川談春さんの独演会が松江であると知り、チケットを取りました。

 

談春さんのチケットはとても取りづらいのだそうで。

チケット買いに行った時も並んでいたし、並んでいる間に前の方とお話ししていて、

「都会だともっと取りづらいのよ。」と教えていただきました。

 

私の落語の知識は大変乏しく、ベースになっているのは、

「タイガー&ドラゴン」と「ちりとてちん」


 

 


 

ドラクエで言えば「ぬののふく」に「ひのきのぼう」レベルの知識ですね。

 

当日。

開場時間に会場へ。

物販ブースで販売されているのは「赤めだか」。

 

客層は40代以上のご夫婦とか、30代以上のおひとりさま男性とか、

30代以上の女性グループとか、そんな感じが中心。

 

開演。

(演目1「ぞろぞろ」)

とある貧しい荒物屋の娘が、

「この3年わらじのひとつも売れない」と、氏神様にお参りする。

 

家に戻り父親にそのことを報告していると、

3年来なかったお客がやってきて「わらじをくれ」と言う。

 

天井から吊るされているわらじを引き抜いて売るとさらにお客がやって来る。

なんとわらじが再び吊るされている。

 

その後もどんどん客が来てはわらじを買い、

売っても売っても天井から新しいわらじが出てくるのだが・・・。

 

お仲入り(休憩時間)15分

 

(演目2「紺屋高尾」)

紺屋町の若手染物職人の久蔵は酒も博打もやらない真面目な男。

そんな久蔵が所帯を持つことにしたと親方に報告する。

 

喜ぶ親方、しかし相手を聞いて仰天する。

相手は吉原の売れっ子遊女の高尾太夫だという。

 

よく話を聞くと花魁道中をたまたま見かけて高尾に一目ぼれし、

一方的に夫婦になると心に決めたのだとか。

 

高尾に会うためには久蔵の三年分の給料が必要だと言うと、

久蔵は三年後に高尾に会えるのなら金を貯めると言うが・・・。

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初めての落語、すごく面白かった。

私のような初心者でも予習なしでわかりやすく楽しめた。

(歌舞伎や文楽のときはあらすじを予習してから行っています(^^;))

 

談春さんはエネルギッシュで、おもしろくて会場はずっと笑いっぱなし!

そして噺家さんってやっぱり色気があるなあ~。

 

各演目の後に談春さんのフリートークがあって、

落語に対する思いとか、最近のご自身の活動についてとか、

これもすごくおもしろかったのだけど、約束しましたのでつぶやきません。

 

「ぞろぞろ」は導入部分で、島根には旧暦10月に神様が集まって・・

というくだりがあるので、それで選ばれたのかな。

島根県民のハートをがっちりつかんで、客席一気に引き込まれました。

 

「紺屋高尾」は1時間弱の長い演目で人情もの。

私、落語はすべて「笑うもの」を思っていたので、聞いているうちに、

「あれあれ、なんだかキュンと来てジーンとするよ?前のお客さんは泣いてるよ??」

とビックリしつつも、世界観に引き込まれて、夢中で聞き入ってた。

 

二つともすごく面白くて私は帰宅してから、

別の噺家さんのこれらの演目を聞いて、聞き比べをして楽しんでいます。

談春さんの別の演目も聞いてみたい!

 

歌舞伎、文楽と続いて、落語も定期的に生で楽しみたい趣味のひとつになりそうです。

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