田舎暮らしと本と映画。

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映画 「エイプリルフールズ」

映画レビュー「エイプリルフールズ」

監督 石川淳一

脚本 古沢良太

出演 戸田恵梨香 松坂桃李 ユースケ・サンタマリア 小沢征悦 奈々緒

戸次重幸 宍戸美和公 大和田伸也 寺島進 高橋努 浜辺美波 山口紗弥加

滝藤賢一 千葉真一 高嶋政伸 りりィ 岡田将生 生瀬勝久 小池栄子

千葉雅子 窪田正孝 矢野聖人 浦上晟周 木南晴夏 古田新太

 

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脚本家・古沢さんの、ハチャメチャな登場人物たちが、好き勝手に動き回り、

でもその伏線がすべて回収されて、最後はほっこりさせられる作風が好きです。

 

脚本家さんとして、そのお名前を意識したのは「リーガル・ハイ」で、

 

「この人の書くもの、好きだな。」と意識して見た

「デート~恋とはどんなものかしら~」が本当に素晴らしくて、

正式に古沢ファンになりました。

 

wikiで確認してみたら、古沢作品と知らずに見て「好きだわ」と思ってた作品も

古沢良太 - Wikipedia

たくさんあって、今作もとても楽しみだったのです。

 

(あらすじ)

4月1日、あらゆる場所であらゆる人々が事件を起こす。

 

①引きこもりの少年(浦上晟周)は実は宇宙人だった!

母星に帰る前にやり残したことがあった・・・。

 

②42年前に船事故で亡くなったと思われていた

当時11歳の少年がインドネシアで生きていた!

男性(生瀬勝久)は空港で当時の幼なじみの女性と再会する・・・。

 

③学校帰りの少女は突然現れたヤクザの男(寺島進)に誘拐されてしまう!

 

④宮内庁のやんごとない身分の夫婦(里見浩太朗・富司純子)は、お忍びで

リムジンの運転手(滝藤賢一)行きつけのハンバーガー屋に行ってみることにする。

 

⑤世界を股にかけるスーパーエリート医師(松坂桃李)は、CA(奈々緒)と、

イタリアンレストランでデート中、病院の清掃員(戸田恵梨香)に乗り込まれる。

一度だけ関係を持っていた二人だが、戸田は松坂の子を身ごもっていた・・・。

 

⑥不運続きの救急隊員(岡田将生)は占い師(リリイ)の鑑定を受けていた。

しかしそこに刑事(高嶋政伸)が乗り込んで来る。

詐欺罪で連行されてしまう占い師・・・。

 

⑦④が満席のハンバーガー店に入ってきたため、

店を追い出されてしまった大学生男子2人(窪田正孝・矢野聖人)

仕方がなくアパートに帰ってきた二人、

今日がエイプリルフールだと気づいた矢野は、窪田に愛の告白をする・・・。

 

登場人物は嘘つきだらけ。

一人一人の嘘が様々な事件を起こし、

全く無関係だと思われた別々に進行している事件もつながってゆく。

 

「リーガル・ハイ」のファンの方には「ふふふ♡」と思えるシーンもあって楽しい。

 

「嘘=悪」という固定概念があるけれど、

この作品で描かれる嘘は、優しかったり、自分に勇気を与えてくれるものだったり。

 

「デート」のときも思ったのだけど、

古沢作品で描かれる愛は、すごく不器用だけど繊細で優しいです。

 

映画レビューを読んだら、結構皆さん辛口でびっくりしたのだけど、

これってシチュエーションコメディだから、

そもそも、真剣に突っ込んでみたり、バカバカしい作品だ!とか、

そういうテンションで見るものではないのではないかしら。

 

重厚でいろいろ考えされられる作品はもちろん素晴らしいけど、

楽な気持ちで画面の前に座り、豪華キャストのドタバタを楽しみながら、

最後にキュンとしたり、しんみりしたり、ほっこりした気持ちになれる、

そんな作品も素敵です。

 

次回作「スキャナー」も楽しみ~!

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