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田舎暮らしと本と映画。

邦画と本のレビュー。旅と神社と美しいものが好き。

映画 「渾身」

映画

映画レビュー「渾身」

監督:錦織良成

原作:川上健一

出演:伊藤歩 青柳翔 甲本雅裕 笹野高史 

中村嘉葎雄 財前直見 長谷川初範 宮崎美子 ほか

島根県出雲市出身の錦織監督。

地元を愛する監督による、島根県の離島を舞台にした作品です。

レビューの記録日は、公開当時の2013年1月。

 

大漁旗のようなデザインの、可愛い前売り券。

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舞台は「隠岐」という島根県の離島です。

「竹島」はこの隠岐諸島の一部。

 

劇団EXILEの青柳翔さん演じる青年が、

20年に一度の神事である「古典相撲」に挑戦する、というお話。

 

www.youtube.com



映画の感想。

 

島の映像が美しく、人々は不器用で優しく、泣けます。

 

話自体は結構ベタで、

島を飛び出し、両親と仲違いをしたままである不器用な青年とか。

 

夫と亡き先妻の間に生まれた娘を心から愛し、

なつかれてはいるものの、まだ「おかあさん」と呼ばれたことのない後妻さんとか。

 

姉御肌の幼なじみに恋をしつつも、

いつも飲んだくれていて何も言えない冴えない漁師の男性とか。

 

甲本雅裕さんや、笹野高史さんの「地元のオジサン」のリアルっぷりがすごい!

「職場や親戚にいるいる~!!こういうオジサン!!」って感じ。

 

オチは大体予想がつく。

 

「そのときは泣いちゃうんだろなー、でもちょっとベタだろ!」

と、構えているけど、まんまと泣いてしまう。

 

私はスポーツ全般に基本的に疎く、恥ずかしながら相撲についても、

「体格の良い男性たちが、寒そうな姿で組み合っている日本発祥のスポーツ。

主にご年配の方ががNHKの放送を熱心に見ている。」

くらいの認識しかなかった。

 

相撲とは、「神事」なのですね。

 

選ばれた力士たちが、塩を撒き、四股を踏むことによって、

場を清め、地を固め、「魔」を封印しているのだとか。

 

相撲神事に選ばれた地域の力士たちが夜通し戦い、塩が舞うシーンは圧巻!

 

神社での結婚式の場面。

神社に差し込む自然光と、袴と打掛姿の新郎新婦は神々しい美しさ。

 

「結婚式って本来そういうものだよね・・・。

神様に『私たちは家族になります。よろしくお願いします。』

って宣言する儀式なのだな・・・。」 

と、思ってみたり。 

 

「映画を見て泣きたい気分」のときにおすすめの作品です。

 

地元の映画なので、ひいきめなレビューではあるけれど、

それを引いてもいい映画だと思いました。

まだ見たことのない皆様に是非見ていただきたいのだけど、

どうやらDVD化されていない様子。

残念・・・。

いつかDVD化されたら是非見てみてくださいね。

 

↓↓Yahoo!映画の評価も高い!

movies.yahoo.co.jp

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