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田舎暮らしと本と映画。

邦画と本のレビュー。旅と神社と美しいものが好き。

舞台 「鎌塚氏、すくい上げる」

舞台レビュー「鎌塚氏、すくい上げる」

 

作・演出 倉持 裕

出演

三宅弘城 満島ひかり 田中圭 市川実和子

広岡由里子 玉置孝匡 今野浩喜(キングオブコメディ) 六角精児

 

こちらはお引越し記事です。

投稿日は上演当時の2012年9月5日。

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島根県ではなかなか見ることのできない役者さんたち、

しかも島根公演が千秋楽ということで、楽しみにこの日を待っていた。

 

客層は8割が30~50代の女性。

男性客はほぼ夫婦かカップルの片方。

 

「舞台ってほとんど見たことないんだけど、

ナンカ地元にこんな豪華な人たちが来たから見に来たーー♡」的な

雰囲気で満席の会場。

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(2016年注:「あれ、真ん中の人が主演?この人ってこの人って・・?」

と思われた貴方。そうです、主演は三宅弘城さん。

NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の亀助はんです。)

 

(あらすじ)

お金持ちのワガママお嬢様・満島ひかりと、

威張ってるのにへなちょこおぼっちゃまの田中圭のお見合いが

豪華客船レッドジンジャー号(←紅ショウガ(笑))で行われていた。

 

お見合いが嫌でしょうがないひかりお嬢様、

お付きのメイドである市川実和子と入れ替わることに。

 

実和子メイドは、圭ぼっちゃまの執事である鎌塚氏(三宅弘城)

に以前から憧れを抱いていた。

圭ぼっちゃまは何も知らず、実和子メイドを令嬢と思いこみ気に行った様子。

 

航海が終わるまでお見合いはまとまるのか?

 

そのうちに海は荒れだし、曲者の男女が船に流れ込んできたりで、

船内はてんやわんやの大騒ぎ!! 

 

終始お客さんは「あはは~~!」って、笑いっぱなしのほのぼのコメディ。

 

感想。

 

もうとにかく、

市 川 実 和 子 が 可 愛 か っ た 。

 

スラリと長い手足に人形のようなお顔だち。

品よく、姿勢もよく、メイド姿が可愛いこと可愛いこと!

この人が出てる間はとりあえずガン見。

テレビではわりとよく見かける女優さんではあるけど、

「市川さんの出ている作品」と言われてもすぐ思い出すことができなくて、

「舞台女優さんとしての実力はいかほどなのだろう?」

くらいに思ってたけど、落ち着きもあって、とても存在感のある女優さんでした。

 

★満島ひかり

可愛くて、顔がちいさくて、

イメージ通り体当たりで役に向かっていく女優さんだった。

 

 途中、歌唱シーンもあり

「そういえば満島さんって元アイドルだった!!」と思い出す。

歌唱力に圧倒されて、歌う姿に華があって、

一気にワクワクされられた客席一同で拍手!!

 

公演が終了後のカーテンコール。  

客席からの拍手で迎えられ、

張りつめていた糸が切れるように、途端に泣き出す満島さん。

舞台上で何度も何度も涙をぬぐう姿は、

同性でも飛んで行って抱きしめたくなるような可憐さだった。 

 

★六角精児

あるときは船員、あるときはバーテンダーと何でもやっちゃう六角さん。

テレビで見るより細くて背が高い!

さすがの存在感でそこにいるだけでお客さんは笑っている。

 

★キングオブコメディ今野

今野さんの役者姿なんて全然想像できなくて、

「どんなもんだ!?」と思ってたけど、普通にお上手!

芸人さんってやっぱり器用で繊細なんだなあ。

 

終演後、拍手が鳴りやまない。

 

「千秋楽らしいし、こんな田舎に来てくれたし、

すたんでぃんぐおべーしょん、

っちゅーのをやった方がいいんでないの???」

と、多くの人が思っているよう。

みんなの背中が迷うように揺れている。

 

しかし、シャイな上に舞台慣れしていないため、

どのタイミングで立っていいのかわからない島根県民一同。

 

1回目の挨拶が終わり、2回目の挨拶へ。

演出家さんも出てきて、ああ・・本当に終わってしまう・・・。

 

前方の舞台慣れしてそうなお嬢さんたちがパッと立ったのに合わせて、

私たちも立ってみる。

 

すると周りもどんどん立って最後は総立ち。

割れんばかりの拍手!

役者さんたちも嬉しそう・・・。

 

感謝の気持ちが伝えられてよかった~!!

 

楽しかったし、

ホールを出るお客さんたちがみんな笑顔だったのが印象的な舞台でした。

 

やっぱり、舞台っていいなあ。

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