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田舎暮らしと本と映画。

邦画と本のレビュー。旅と神社と美しいものが好き。

シネマ歌舞伎 「らくだ」「連獅子」

映画レビュー「シネマ歌舞伎『らくだ』『連獅子』」

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上演 
「らくだ」2008年(平成20年)8月
「連獅子」2007年(平成19年)10月
 

出演

『らくだ』
紙屑買久六:中村 勘三郎 家主女房おいく:坂東 彌十郎 
駱駝の馬太郎:片岡 亀蔵 半次妹おやす:尾上 松也
家主左兵衛:片岡 市蔵 手斧目半次:坂東 三津五郎

 

『連獅子』

狂言師後に親獅子の精:中村 勘三郎 狂言師後に仔獅子の精:中村 勘九郎
狂言師後に仔獅子の精:中村 七之助 
僧蓮念:片岡 亀蔵 僧遍念:坂東 彌十郎
 
こちらはお引越し記事です。
投稿日は、鑑賞当時の2013年4月1日。
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MOVIX日吉津で、
シネマ歌舞伎「らくだ」「連獅子」見てきました。

 
「シネマ歌舞伎」とは全国の映画館で、
実際上演された歌舞伎の舞台を見られるもの。

www.youtube.com

 
今回は二本立てで、いずれも中村勘三郎主演作品。
 
「らくだ」は落語を元にした作品だそうで、
 
フグ毒に当たって死んだ仲間の死体を抱える男二人が、
長屋の大家さん相手に、
「葬式代を出せ!出さないと死体に踊りを踊らせちゃうぜ!」
とイチャモンをつける、ドタバタのブラックコメディ。

勘三郎さんは、
キラキラの瞳で本当に楽しそうに舞台を駆け回っていて、
そのエネルギーに引き込まれて、観客は笑ってしまう。

相手役の三津五郎さんは、
匂うような色気で生で見ると迫力ありそう~。

短編で話も単純なので初心者にも楽しめた。
 

「連獅子」は舞踊。
 
歌舞伎のドキュメンタリーでよく見る、
獅子舞の格好で頭をぐるぐるして踊るもの。
 
勘三郎・勘九郎・七之助親子の親子獅子でした。

歌舞伎の舞台で「黒子」を見ると、 
高橋留美子の漫画をすぐ連想してしまう世代のわたし。 

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「中村勘三郎の舞台って、
エネルギッシュで楽しそうだなー、いつか見たいなー。」

と、以前からずっと思っていて、
映像で見たそれは、その通りでとても楽しかった。

でも、もう生で見ることは叶わない。

「見たい」ものは、「見られる」うちに見ておかないと、
あっという間に見られなくなってしまうんだな。

舞台に限らず、
心引かれるものには、手を伸ばせるうちに伸ばさないとダメなのだな。
 
そんなことを思いながら映画館を後にしたのでした。