田舎暮らしと本と映画。

邦画と本のレビュー。旅と神社と美しいものが好き。

三浦しをん「仏果を得ず」

映画やドラマも好きなので、

「映像化したら絵になるだろうな」

「たくさんの人に知ってもらいたいな」

と、思う作品に出会うと、

読みながら脳内でキャスティングを始めてしまうことがある。

 

「仏果を得ず」もそんな一冊。

 

 

文楽の若手技芸員である健の成長とシングルマザーとの恋愛。

 

登場人物が一人一人魅力的で、文章も読みやすい。

 

しをんさんの文楽に対する愛が溢れているので

文楽に全く馴染みがなかった自分でも、

「文楽っておもしろそうだな、見に行ってみようかな。」

という気持ちにさせられる。

(実際その後すぐ見に行った。)

 

私が脳内でキャスティングした配役は以下のとおりです。

【主人公の若手太夫・健】

色気もあってストイックな感じの若手技芸員

・・ということで森山未來、高良健吾あたりをイメージ。

「たける」という名前でまんま佐藤健もありか。

 

【主人公が恋するシングルマザー・真智】

小学生の子を持つバリキャリの色っぽいシングルマザー

・・竹内結子、広末涼子あたりで。

 

【主人公の相方・兎一郎】

30代後半の気難しく端整な顔立ちの三味線引き

・・・及川光博イメージで読んでいた。

 

【主人公の師匠・銀太夫】

表紙の絵からすると伊東四朗さんなんだけど、

個人的に田中泯さんのお師匠さん姿が見たいと思っている。

 

放送局はNHKで。

SPドラマとかじゃなくて、連続ドラマで丁寧に話を追ってほしい。

 

「日本にこのような伝統芸能があってありがたいなあ」

「今までほとんど知らなくてもったいなかったな」

と思い、劇場に足を運ばせてくれる一冊。